まめ畑

ゆるゆると書いていきます

JetpackのSelectionが修正されました

Jetpackのバージョンが0.5に更新されてから、動作しなくなっていたSelectionですが次期リリースでは修正される模様です。
修正箇所は1行だけなので、簡単に修正出来ます。
関連するchangesetとBugは
http://hg.mozilla.org/labs/jetpack/rev/6d85a2fe7053
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=516622
で参照出来ます。
changesetを見ればわかりますが、変更するファイルはWindows XPでは
「C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\*****.default\extensions\jetpack@labs.mozilla.com\content\js」内の「selection.js」です。

//63行目を
T.addListener(context, callback);
//から
T.addListener(context, function() callback());
//に変更します

securable membranesがfeatureから渡された関数を実行できないように変更が行われたため、ローカル関数で、くるんであげる必要が出た模様です。


ここ数日、活発に開発バージョンの更新が行われており、Ver0.6 pre1が最新版になっています。
もうすぐ、Ver0.6がリリースされそうな気配があります。(注: 公式サイトの表記は0.4になっていますが、現在DLされるバージョンは0.5です)


また、JEP28として「The Cuddlefish Minilib」が追加されていました。
これはJEP25上で構築され、XULRunner Extensionsやapplicationsを作成する際に使用出来るAPIです。
将来的にセキュリティが強化され、特権アクセスが必要なAPIへの直接アクセスを禁止し、安全なAPIを経由してアクセスする事になると思われるので、その際に使用することを想定して提案されているようです。
後は、外部リソースを安全な環境でロードして実行する機能を提供するようです。
Labs/Jetpack/JEP/25 - MozillaWiki
Labs/Jetpack/JEP/28 - MozillaWiki
まだ、よく理解していため間違いなどあるかもしれないので、詳細はJEPのサイトを参照して下さい。