まめ畑

ゆるゆると書いていきます

放送休止という事

最近、深夜枠のアニメの放送休止が多いような気がします。
ある一話のみが放送しなかったり、作品全体が放送するかどうかの会議にかけられたりと。
放送されたとしても、審議の上の放送だったり。

そして、この規制がかけられるのが一部の放送局のみということです。
ある放送局では普通に放送して一方では放送しないという状態です。
確かに各放送局独自のガイドラインなどはあると思いますが、放送休止にする理由がわからないのが正直な意見です。

最近のものだと、「シゴフミ」のい第6話がカットされています。
理由は匿名掲示板や学校などでのイジメがテーマになっているとのこおとらしいです。
他には、「SchoolDays」の最終回や、「こどものじかん」と言ったものが放送カットや審議の結果の放送になっています。
一部の放送局では放送されているので、一応すべてみる事は出来ましたが、見た上での感想は、これを規制する理由がどこにあるといったところです。
こどもの時間に関しては、放送当時の事情(先生と生徒的な意味での)が考慮されたという点では理解出来ます。
ひぐらしのなく頃に」は確かに残虐といってもいいような殺人劇が行われています。
しかし、放送されています。
もちろん審議にかけられた事も、確かカットになった事もあったかと思います。
しかし、そもそもこれらの作品でのよく言われる、あまり良くない視聴者への影響とはどのようなものでしょうか?

そもそも、深夜枠はそもそもそういう作品が多いのは前からの事で、放送を決めた時点で予測可能な展開と思うのですが。
しかも、コミックから映像という流れが多い中、原作の雰囲気はわかると思います。


もし、これらの処置が視聴者への悪影響などという理由だったら、それは全ての放送局でカットにすべきだと思います。
アニメ化する時点である程度の原作からの変更も行われていることもあります。
そして、一部だけがカットしたとしても今の時代直ぐにその動画は広まります。
しかも、カットされたとなると余計にその速度ははやまるのではないのでしょうか?

TVで見れなくても、DVD化されたりして結局は目に入るのは変わりはないと思います。
でも、見るためにアクションをおこすか、おこさなくてもTVで流れているので、たまたま見てしまうとかの違いはありますが。
この違いって今の時代大きいでしょうか?

そんなに大きくは無いと思います。
放送局が非難されるかどうかですかね。

もし、事件が起これば真っ先にたたかれるのはアニメとゲーム。
でも、世界的にそんな日本の作品が評価されている現実。

これらの作品が放送される時間に見ている視聴者の年齢層って決して低くは無いはずです。
確かに、影響されてしまう人もいるかもしれません。
でも、それで何かを起こす事って本当はもの凄く低いと思います。

後は、事件が起こった後の関係者への配慮もあると思います。
でも、何でアニメやゲームだけなんでしょうかね?
もっと、みんなが見る時間に同じような内容のものやってる気もしますが。

非難の対象にするのは簡単だと思うけど、もう少し他のところも見て非難したらいいんじゃないかと思いますけどね。
特に無責任な発言大好きなニュースキャスターさん達。

結局、見る側の考え方次第という事なんでしょうか?
良い意味でも悪い意味でも、こちら側の受け止め方しだいでどうにでも思える世界なのは前からそうで、それが良さの一部かなと思います。

あくまで作品として受け止めていただきたいものです。