まめ畑

ゆるゆると書いていきます

root-DNSが攻撃されたって><

今のインターネットを支える最も重要な仕組みが名前解決、つまりDNSです。
このうちTLDを管理するルートDNSサーバは世界中に13台しか存在しません。
日本には東京にK、大阪にFルートサーバが置かれています。

つまり、この13台が停止してしまうと世界中でインターネットに接続する事が
困難になります。
名前解決を必要としないIPアドレスでのアクセスは可能なので完全にSTOPする
わけではないのですが、普段URLを使用しているので使用しているサイトの
IPアドレス全てを覚えている人は少ないというかいないでしょう。
サイト内のリンクもURLで指定されているのでアクセスする事が出来なくなって
しまいます。

その重要なサーバの内3台が昨日ハッカーの攻撃をされて一時麻痺したそうです><
しかも、2002年以来最大の攻撃だったそうです。
数時間に及んだ強力なアタックだったそうですが、DNSの分散技術により
ネットが麻痺したりする事は無かったそうですが、本当に迷惑です。
発信元はもちろん偽装されていたそうですが、元をたどったところ韓国からの
アタックだったそうです。詳しい事はまだ解明されていないようですが。
今回はTLDがorgのものを管理するUltraDNSが狙われたそうです。
国防総省が管理するサーバもあったそうな・・・。

今回のアタックでユーザが気付かないほどだったのは、IPエニキャストを使用した
世界レベルでの負荷分散技術が進んだからという事ですが、もしその能力を超える
アタックが起こったらと考えると怖いですが、技術革新でネットの強固性が増している
事はいいですね。。。

日本に置いてあるものを見てみたいなぁ。。。