まめ畑

ゆるゆると書いていきます

Jetpack galleryが出来ました

今朝、ついにJetpack Featureを公開するためのサイト「Jetpack gallery」が公開されました。
アクセスはこちらJetpack gallery

今まではUserscript.orgの1つのカテゴリとして存在していましたが、最近ではSPAMやらFeatureではないコードまで投稿されている状態でした。
これでJetpack Feature専用の配布サイトができました。DLランキングや投稿数ランキングも表示されています。
フィードバックやGood/Badの投票も出来ます。


しかし試したところいくつか不具合があります。
しかも、そのうちの1つは致命的な不具合です。
サイト公開時は、セッション周りのエラーでユーザ登録が出来なかったようですが、現在は登録可能になっています。
まず、SSL証明書が運営者情報不明でエラーが出ます。SSLを使用しないアクセスでもユーザ登録は可能なのですが、最後の登録ボタンをクリックした先が強制的にSSLのアドレスにリダイレクトされるため、このドメインをブラウザの例外サイトに登録する必要があります。


Featureの登録画面で注意することは、タグの項目はスペースで区切る事と、日本語が使用できないことです。
他の入力項目では日本語の入力が可能になっています。
また、入力した単語は全て小文字に変換されます。
ライセンスを選ぶ項目で、ダミーの文字がまだ表示されておりライセンスの説明ページも未完成です。
Otherのところにお好きなライセンスを入力すれば大丈夫です。


そして、一番の問題はこれ。
Featureのコードを所定の欄に貼り付けて登録すると、一部の文字がエスケープされて保存されるため、インストールしても動作しなくなる物があります。
Webページにコードを貼り付けないで、ソースファイルをアップロードする方法もあるのですが、そちらでも同様にエスケープされてしまいます。
現在確認したものは以下のような場合

//抜粋
jetpack.statusBar.append({
      html: <>
         <div id="message">
         <img src={TWITTER_ICON} />Miteru Now!!
         </div>
      </>,

これが

jetpack.statusBar.append({
      html: &lt;&gt;
         <div id="message">
         <img src=&#123;TWITTER_ICON&#125; />Miteru Now!!
         </div>
      ,

現状ではこの様に登録されてしまいます。
既にいくつか公開されているFeatureもこの影響を受けて動きません。
あと、ソースコードを閲覧するにはユーザ登録が必要です。


Jetpack Teamのレビューを受けたFeatureかどうかも各Featureのページにreviewed/unreviewedといった形で表示さます。
説明は以下の様に書かれています。

Some Jetpacks are reviewed by the Jetpack team for code quality. Jetpacks in the "reviewed" state have undergone a code review process that checks for code quality and security. Unreviewed jetpacks have not been reviewed by the Jetpack team. You can view the code for any installed Jetpack by visiting "about:jetpack" in Firefox.

つまり、レビューされていないものはコードのクオリティや安全性が確認されていないので自分でコードを確認してねという事です。
先ほども書いた通り、サイト上でコードを確認するにはユーザ登録が必須ですが、インストールの確認画面でも表示されますし、「about:jetpack」とアドレス欄に入力すると表示されるJetpackの管理ページでも確認する事が出来ます。


まだ、β公開のようですが、コードのエスケープ処理の問題だけでも早く直して欲しいところです。