まめ畑

ゆるゆると書いていきます

JRuby1.1.4を触ってみた

以前、JRubyでswingなんぞを - まめ畑を書いたのですが、さすがに古いというか、最近1.1.4がリリースされたので入れてみた。
インストール方法は以前のエントリを見てください。
Home — JRuby.org
環境変数をjruby1.1.4に変更してくださいね。


1.1.3からの変更点は以下の通り
訳してみたのでおかしかったらコメントよろしくです。
たぶん、他のサイトの方が訳してるはず。

  • Javaとの連携層のリファクタリング
    • arrayなどの多数の機能でで2-20倍に速度向上
    • Java/Rubyの関係のバグなおし
    • クロージャーをインターフェイスとしてstaticメソッドに渡せる?
    • Javaのexceptionsをraised/rescuedでRubyコードの中でキャッチできる
    • メモリの利用効率の向上
  • Ruby 1.9 support開始(--1.9 flagをつけることで)
    • メモリリークの問題の修正
    • FFI subsystem for calling C libraries?
    • Rubiniusのsyslog moduleが利用可能に
    • win32 API が利用可能に
    • Thread poolingを向上
    • Array concurrent-accessを改善
  • JRuby 1.1.3からの72のバグを修正

個人的にはJavaのExceptionを直接扱えるようになったのはうれしいかも。


とりあえず、前回のベンチを実行してみた。

前回オプションありで
結果: 0.86s

今回は
時間: 0.398739s

お、早くなってる。
最適化オプション付けてもほぼ一緒。
まぁ、そもそも前回は諸事情で1.0.3だったし。
確実に高速化されているようなのでJavaRubyのいいところを組み合わせた開発がしやすくなりそうな感じ。


JRubyは精力的に開発されている印象を受けるので、これからが楽しみです。
LLfの会場でのJavaの不人気には肩身の狭い思いをしましたが、これで少しはJavaも・・・。
JavaからRubyのコードも使えるんですよ。
これはまだやったことないけど。
もっと本格的に使ってみたくなります。


Javaは本当に最近書いていないので、これを機に復活しようかな。
RubyももっとRubyらしく書けるようになっていかないといけないし。
やりたいことは募るばかりです。


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